金は耐食性からいっても非常に強く、長年空気中や、土中に放置されても、その黄金色を失うことはありません。 金や合金メッキは従来、極めて薄い色付け程度に使用されてきたが、近年は「耐食性」に富むことから 工業用等として普及してきました。更に「硬さ」「耐久性」等の追求から、いろいろな合金メッキや下地メッキとの 組み合わせが研究されています。 金メッキ浴としては、金がシアン(青酸)と容易に化合する性質を利用してシアン化合物が用いられていましたが、 環境汚染の問題から好ましくないとされ、無シアン、無公害浴の開発が望まれ、亜硫酸金、各種金化合物が開発、 改良されています。
金メッキは、金と他の素材の合金メッキをすることによって、メッキの色を変えられます。
24金(100%) , 22金(91.6%) , 18金(75%) , 14金(58.5%) , 10金(41.7%) 金メッキで硬くしたい場合は、18金ぐらいにし、残りの25%を他の素材(ニッケルや銅など)をいれた合金としてメッキをします。
金メッキの厚みはメッキ浴の濃度や浸す時間で調整されます。 薄いメッキはフラッシュメッキと呼ばれ、色仕上げを目的とし、厚さは0.1ミクロン以下の厚みのもの。
厚いメッキはミクロンメッキと呼ばれ、厚さがミクロン厚として計れるもの(1ミクロンは1/1000㎜)
この場合、光沢を出すための下地メッキは光沢ニッケルメッキが施されます。
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